【大工】お餅の”フローリング”(床板)施工手順
今回は フローリング(床板)の施行手順を紹介していきたいとおもいます。
と、その前に、、、
自分は『大工』という職業をやりながら生活しています。しかしながら胸を張って俺は大工やで!!という風にできません。なぜなら、大工というものは、ゼロの状態から材料を自分で加工し、自分で設計図を引き、一軒の家を建てることができるものこそ正真正銘の大工だとそう思うからです。 自分はというとほとんどがハウスメーカーの仕事で予めある程度加工されている”プレカット材”や”既製品”を組み立てあげて家を建てるという少し知識があれば誰でもできそうな作業をしています。(最近はこうゆう大工のほうが多いのかも?)
だから自分自身大工ではなく大工の知識が割とあるあんちゃんといった感じです。
前置きが長くなりましたが。そんな私が今回紹介するのは”フローリング(床板)”の施行手順です!!
- ① 下地面の掃除 確認
- ② 道具の準備
- ③ 張り出し基準線の墨出し
- ④ 材料のカット
- ⑤ カットした材料にボンドを塗る
- ⑥ フローリング材を張り出す
- ⑦ 貼りじまいの始末
- ⑧ フローリング施行の完成
- ⑨養生材で保護して終了
- 最後に、
① 下地面の掃除 確認
まずはじめに施行面の掃除と釘の浮きがないかの確認です。
② 道具の準備
今回使用する電動工具、道具
左から、丸ノコ、エル型定規、手のこ、さしがね、墨壺、T型定規、高圧フロアタッカー
③ 張り出し基準線の墨出し
さしがねと墨壺を使い 貼り始めの基準線を引く
④ 材料のカット
今回使用するのは、表面ワックス加工のカラーフロアです。
短手はエル定規使用
長手はT定規使用
⑤ カットした材料にボンドを塗る
使用したボンド
等間隔で塗っていく
⑥ フローリング材を張り出す
先ほど出した線を基準にフローリング材を釘打ちしていく
足でしっかりと踏みつけフロアタッカーを使い等間隔で釘をとめていく
一列目を決めた後二列目は横目地を三尺ずらして互い違いに張り出す
接着面に隙間ができないようにさねがしっかりとはいるよう当て木を使って叩き込む
これを繰り返し行う
⑦ 貼りじまいの始末
貼りじまいはこのうよに当て木がはいるスペースがないので
バールなどをこのように使い手前側にグッと力を入れて目地接着面に隙間がないようくっつける
⑧ フローリング施行の完成
傷やボンドの付着がないかの確認
⑨養生材で保護して終了
作業中にフローリングに傷がつかないように養生する
養生紙を貼り付け、、
養生板を上に貼り付けしっかりと保護する
これで1作業終了。
※所要時間は準備等を含め約3時間ほど
最後に、
こんなかんじで仕事を行なっています!また作業内容など随時更新していきたいとおもいます。
でわ