【大工】大工道具”下げ振り”を紹介!
今回紹介する道具その名も『下げ振り』
何に使う道具?
こちらの道具はモノの”垂直”を測るはるか昔から使われている大工道具です!建物の傾き、モノの傾きなどを測りまっすぐに取り付ける時などに使用します。大工のみならず建築作業において欠かせない道具の一つです!
どのようなもの?
- 後ろにあるTの字の部分を押すと先端から針がとびでる
- 側面はマグネット構造になっており金属に対してはそのまま貼り付ける事ができる。
- 本体から糸がでていてその先に重りがついている。
重りを引っ張ると糸が伸びるという造り。
使用方法
①測りたいモノへの取り付け(T字部分をハンマーで叩き針を打ち込む)
②『モノ』から本体までの離れが5㎝
③重りを下に引き伸ばし地面スレスレの所まで重りを下げる
④重り先端付近で定規を使い下部の『モノ』から本体までの長さを測る。
この時に、上下の『モノ』から本体までの長さが一緒であれば『モノ』の垂直がきている事がわかる。下の長さが何㎜ずれているかでどちらの方向にどれだけずれているかが㎜単位で測る事ができる。 いわゆる重力を使って垂直を測るといった原始的な方法なんです!
重力とはかならず垂直に力が働くのでこの特性を利用したとっても理にかなった方法なんです!
安価な材料で下げ振りを自作する。
このように”下げ振り”ってとても単純な造りなんです!だからホームセンターや100均などで手に入る安価な材料でだれでも手軽に自作する事が可能なんです!
用意するものは、長めの釘、水糸、重り(垂らした時に水糸がピンッと張るものであればなんでもよい) この三点です!
- 作り方手順
①釘に水糸をしばりつける
②逆側に重りをしばりつける
③完成
これだけですw 仕様方法は下げ振りと同じですね!釘を打ち込み、上下の『モノ』から糸までの離れを物差しなどで測る!以上!これだけ簡単に自作できるので趣味で自宅でDIYなどやっている方でも簡単に使用することができます!機会があれば試してみてください!
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